フリーアドレスの社内は、パームワークチェアから埋まっていきます。


株式会社SARAHは、「より良い食との出会いを作る」をミッションに掲げ、2014年に創業したスタートアップです。 1皿単位でレビューができるグルメアプリ「SARAH」のほか、コンビニスイーツやデリバリー弁当の口コミサイト「もぐナビ」、全国の料理教室情報サイト「クスパ」など、食に関わる様々なサービスを展開しています。 同社は、リモートワークから出社への切り替えを機に、従業員のパフォーマンス向上を目指して、パームワークチェアを導入しました。 導入の決定に至った背景を、 同社CHRO(最高人事責任者)の井元 敦也さんに伺いました。
導入のきっかけは「長時間の使用に耐えられない」椅子への不満。
パームワークチェアの導入前の状況を教えてください。
井元さん:事業の成長スピードを上げるためにリモートワークから出社へと切り替えたことで、出社人数が増加し、社内で椅子が不足する状況となっていました。急遽、ECサイトで安いオフィスチェアを複数購入したものの、従業員から「このチェアでは、長時間の作業に耐えられない」との不満が多数出てきました。
これをきっかけに、従業員がその上で長い時間を過ごすオフィスチェアの重要性に気づき、予算を確保した上で機能面を重視したオフィスチェアを導入しようという考えに至りました。
パームワークチェアはどこで知りましたか?
井元さん:弊社に投資していただいているベンチャーキャピタルから紹介を受けたのが、最初のきっかけでした。
安いオフィスチェアを購入したことで痛感した機能性の観点はもちろん、コスト面でも他社の高機能チェアより優れており、非常に魅力的に感じたのを覚えています。
長時間座ることの多いリモートワーカーから高い評価を受けているというのも、安心できるポイントでした。

スタートアップらしくコストを抑える意識は持ちながら、機能面を追求。
パームワークチェアを選んだ決め手は何でしたか?
井元さん:何といっても機能面の良さです。
社内アンケートで、オフィスチェアへの不満が募っていることが明らかだったこともありますが、我々は食の領域に関わる仕事をしていることもあり、社員自身の健康には特に重点を置いています。そのような理由もあって、社員が「長い時間仕事をしていても疲れにくい」というのが非常に重要でした。
一方で、私たちは事業の急成長を目指すスタートアップなので、次点にはコストを鑑みます。その観点でも高いパフォーマンスが期待できることから、パームワークチェアの導入を決めました。
導入に際して、不安な点はなかったですか?
井元さん:大きな不安点はありませんでした。強いて言うならば、「現物を見ずに購入したこと」と、「組み立てがスムーズにいくか」という2点です。
しかし、公式サイトに十分な情報が載っていたことで、現物を見ていない点に対してはそこまで強い不安は持っていませんでした。実際の組み立ても非常に簡単で、その場に2人いれば1脚あたり5〜10分ほどで完成しました。
(現在 Palmwork では、チェアの組み立て代行サービスを提供しておりますため、お客様による組み立ての必要はございません。)
フリーアドレスの社内は、パームワークチェアから埋まっていきます。
パームワークチェアを実際に導入してみて、社員のみなさまからの反響はいかがですか?
井元さん:期待以上でした。ただ疲れにくいだけではなく、背もたれの構造によって背筋も伸びる上に、肘掛けの柔軟な調整機能もありがたいです。
弊社の社員は体型や姿勢もさまざまですが、背もたれの角度や高さ、肘掛けなどをそれぞれ好みに調整しながら使っています。
そのため、弊社はフリーアドレスなのですが、社内の座席はパームワークチェアから埋まっていきます(苦笑)。
社員から「10年前から使っているくらい馴染んでます。」と感想をもらった時は、導入してよかったなと思いましたね。自宅のチェアにも強いこだわりのあるエンジニアのマネージャーからも「10点満点で8〜9点」と感想をいただき、ホッとしています(笑)。
そのほか、井元さんが感じられている導入の効果は何かありますか?
井元さん:社員それぞれが1つのチェアに長時間座ってしっかり自分の仕事と向き合えるようになったことで、逆にコミュニケーションが活発になってきていると感じています。
フリーアドレスは隔たりなくコミュニケーションが取れることが利点ですが、これまでは満足のできる作業スペースがなかったことで、流動性が高すぎてコミュニケーションが生まれにくいという課題が存在していたのだなと気づきました。
この改善が、社内の意思決定のスピードや、実行力の高まりに繋がっていけばいいなと思っています。

「働くことにワクワクできるオフィス」を目指して。
オフィス環境への投資については、どのようにお考えですか?
井元さん:しっかりと投資していくべきだと考えております。
行きたくなるようなオフィス環境を作れば、必然的に人が会社に集まってきます。それは離職率の低下や事業推進など幅広く良い影響をもたらすと考えているためです。
私たちが目指す「働くことにワクワクできるオフィス」を目指して、これからもしっかりとオフィス環境に投資していきたいと思います。
今後はどのようなオフィスにしていきたいですか?
井元さん:次、より大きなオフィスに移転したら、オフィスの真ん中にキッチンを入れたいと思っています。
料理教室の開催や、料理家の方々によるセミナーの実施など、食に関わる会社として、食をより身近に感じられるような空間を作れたらなと思います。
働くことにワクワクでき、人が自然と集まってくるようなオフィス環境にしていきたいです。